―6月19日 今年の「父の日」。
今年は、どんな形で感謝を伝えようか、何を贈ろうか、考えている今日この頃です。
昔は、「おとうさん」と呼んでいたはずが、いつしか名前で呼ぶようになっていました。
でも、いつか結婚をする時が来たら、ちゃんと「おとうさん」って呼ぼうと思います。
毎週、毎週、結婚式で、「お父様」をお見かけします。
緊張して、落ち着かない方、
楽しみでわくわくしている方、
幸せだけど、寂しいさを隠せない方、
「とうとうこの日が来た」という思いでお過ごしかと思います。
いつも話しているのに、面と向かって「おめでとう」って言えない。
心では言っているのに、言葉として「今までありがとう」て伝えられない。
父と私。
父と僕。
今だから伝えてほしい思いは、ぜひしっかり伝えてほしいと思います。
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―ある日の結婚式。
―間もなく挙式です。
新郎さんはすでに入場。
続いて、お父様と新婦さんが入場の準備をしました。腕を組んで。
新婦さんは、緊張していたので深呼吸を一回。―ふぅ。。。
お父様は、じっと扉が開くのを待っていました。―大丈夫、大丈夫。
扉が開く少し前。。。
突然、お父様は、大切な娘に軽くハグをして、伝えました。―幸せになるんだよ。
驚きと嬉しさで新婦さんからは涙があふれました。―ありがと。
声にならない言葉、でも精一杯伝えました。
―それでは、扉が開きます。いってらっしゃいませ。
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写真にも、ビデオにも残っていない、数分の出来事でした。
その雰囲気がとてもあったかくて、幸せで、私も涙をこらえるのに必死でした。
「伝えたい」ことを「自分らしく伝える」こと、きっと簡単なようで、難しいのかもしれません。
でも、そうすることで一生心に残る感動が生まれます。
今だから伝えたいこと、
今だからこそ伝えるべきこと、
新郎さんも新婦さんも、お父様も、ぜひ言葉で伝えて下さい。
本日の担当は、今年の夏も帰省して、父と美味しいお酒を飲みたい北島でした.。゚+.(・∀・)゚+.゚