ルージュアルダン・スタッフブログ 愛知県豊橋市のゲストハウスウエディング結婚式場

みなさん、こんばんは!
3月に入りましたね(^U^)
今日はわりとあたたかかったですね~*
季節の変わり目ですので、
風邪には気をつけてくださいね!

今日は、和装で挙式をお考えの皆さんにオススメの、
すてきな演出をご紹介します。

―筥迫(はこせこ)の儀
それは、母から娘へ
最後の愛情を贈るセレモニー―


新婦さんの最後の身支度・・・
それをお母様にしてもらおう、というのがこの「筥迫の儀」です。
「はこせこ」とは、江戸時代、武家の女性が懐に
懐紙や鏡、お香、お守りなどを入れて、
たしなみとして持ち歩いていた入れ物です。
それに加えて、「懐剣(かいけん)」「末広(すえひろ)」の3品を
お支度いただくのがこのセレモニー・・・
ここにはお母様からの大切な教えと願いが込められています*

「筥迫」・・・いつも女性として、美しくあれ

「懐剣」・・・身を守り、夫を守り、そして子を守る、その覚悟を持ちなさい

「末広」・・・いつまでも、幸せであるように

ご両親に大切に守ってもらっていた今までに節目をつけ、
お母様から受け取った大切な3つの物―筥迫、懐剣、末広―を胸に、
新婦さんは一歩一歩、新郎さんの元へ歩みを進めます。

「今日は本当におめでとう。世界で一番、幸せになってね」

「旦那さんや家庭をしっかり支えていくんだよ」

「今まで本当にありがとう。これからたくさん親孝行していくね」

「お父さん、お母さん。大好きだよ」

ひとつひとつ、心を込めてお仕度を完成させるお母様・・・
そして、その愛情をしっかりと受け止める新婦さん・・・
そのお姿はとても美しく、あたたかさに満ち溢れています。

これは決して、派手で華やかな演出ではありません。
でも、お母様や新婦さんはもちろん、
ゲストの心に強く響くセレモニーになることでしょう。

和装での挙式(たとえば神前式や和人前式など・・・)をお考えの方は、
ぜひ取り入れてみてくださいね!

以上、今日のブログは
家族の話にはついウルッときてしまう
水藤がお送りいたしました*