こんばんは**
今日も暑い一日でしたね!!
さて今日は新しい家族の物語の幕開けを記念する大切な行事
「結納」について書きたいと思います。
結婚による家族と家族の結びつきを大切に…
結納の儀式は室町時代に始まったとされました。
江戸時代までは武家のものでしたが、明治以降庶民も行うようになったそうです。
金・銀・赤・白。
お祝い事を彩る色には意味があります。
金:光そのもの、豊かさの表れ
銀:金とともに太陽と月にたとえられ珍重
赤:太陽、火、血液というようにエネルギーの根源を表す神聖な色
白:清浄なものの象徴
日本でも古くから、さまざまな節目の行事においてこれらの色を使います。
命をもたらし、日々の暮らしを守ってくれる自然や神に対して畏敬の念を表して
大切な人たちの幸せや健康を祈願します。
婚礼でいえば、男性側から、お嫁に来てくれる女性の家族に向けて
新しい家族が増えることの喜びと感謝の意を伝えようとします。
そうした気持ちを形にした結納飾り、その形を表現するために使われるのが
水引であり「結び」なのです。
その結納品には
●寿恵広(すえひろ):末広がりに福を招くよう、両家の一層の繁栄を願う
●長熨斗(ながのし):魔除けの意味で「生ぐさもの」を添えていた習慣の簡略化
●家内喜多留(やなぎだる):清酒。鶴と亀で送ることが多い。
新婦に対して「あなたが一家の一員として来てくれることで、我が家に喜びごとが多くとどまるのですよ」といつ感謝の意を伝えます。
●寿溜女(するめ):末永く幸せが続くことを象徴。寿を納め、永遠不変の心を込めます。
●子生婦(こんぶ):子孫繁栄、子宝を象徴
●優美和(ゆびわ)
●留袖:かつての武家の結納で、帯地と袴地を贈り合った習慣の名残
●友白髪(ともしらが):白麻糸。
夫婦がともに白髪になるまで仲良く添い遂げるよう祈願
迎える人も迎えられる人も、縁あってそこにいる。
その奇跡がうれしくて、なんとか喜びを相手に伝えたいと願う。
結納品は、この幸せをずっと忘れず共有していたいという思いの表れなんですね。
改めて調べてみると、素敵な日本の伝統行事ですよね!!
本日のブログは佐々木がお届けいたしました。
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